第4話 しばらく初級修練館でみっちり練習
ポトリスを始めてから約1ヶ月間初級修練館でみっちり練習した。ポトリスマネーも試合終了後には元に戻るので、アイテムは購入し放題であり、まさに練習し放題である。タンクの操作とチャットなど、インターフェイスの操作を身に着け、一端のポトラーになった感じである。
当時は未来タイプのタコ型タンクであるセコウインドをメインに使ってきた。防御力は低いが、移動距離や発射角度が扱いやすく、使いやすかった。そして何より格好良かった事も使用し始めた大きな理由である。同じタンクを使い続ける方が上達しやすいという事もあり、使い続けた。
ある時配置で自分のそばに敵のキャノンがおり、いきなり赤玉ダブルを喰らって昇天してしまった。自分の最初のターンが来る前であり、初めて遭遇した時は呆然とした。改めてセコウインドの防御力の低さと古典タイプに弱い相性を痛感する事になる。しかし、そのキャノンが赤玉コアから外れ、自分のセコウインドが何とか生きていれば、怒りタコの攻撃力に加え、更に逆ターンを取って逆襲できたかもしれない。
就職活動はどうなってるんだという感じでしたが、やり込んでいるうちに1ヶ月過ぎてしまった感じである。今考えれば随分練習したのかと思えたりもするのですが。当時は練習用サーバーも賑わっており、練習用サーバーがメインの活動場所である人もいらっしゃる位である。
ほぼ毎日に近い位やり込んできたが、まだ夜更かしはほとんどしていなかった感じであり、節度は守られた感じである。そろそろ(上に)行こうかと思い、いよいよランキングサーバーへデビューする事になる。そして更にやり込みが加熱していく事になる。