mixiアプリ版グラディウス
あの「グラディウス」がmixi上に帰って来た!mixiにログインした状態でできるFlashゲームなどがmixiアプリであるが、mixiの会員なら誰でも無料でダウンロードし、プレイする事ができる。最近になってmixiで「グラディウス」の広告が見られる様になり、気になってダウンロードした。尚、無料という事もあり横に広告が入っている。
ダウンロードした人数は既に100000人を超えている。9月1日現在マイミクでダウンロードしている者が3名だが、いずれも私と同年代かそれ以上だった。5日現在は7名まで増え、より下の年代の方もいる。マイミクハイスコアを見た限り、最終ステージまで行っている方もいる。
「グラディウスなんて何年振りだろうか」、と思える様なものだった。PS(プレイステーション)版「グラディウスデラックスパック」を持っているが、少なくともこちらに戻ってきてからやっていない様な気がする。そうなると11・2年振りといった所か。もっとも、携帯版はやった事があるのだが。おかげ様で1周クリアでき、最終的に2周目ステージ3まで進んだ。実を申し上げると「グラディウス」と名の付くものを1周クリアしたのは初めてである。
サウンドはオリジナル(アーケード版)に近く、泣けてきそうだ。特にこちらはミニコンポのスピーカーに接続しているため、サウンドに震えまくりである。グラフィックやステージ、敵の配置もかなり忠実に再現されているが、部分的にオリジナルの違いが見られる。又、当たり判定や処理落ちなどオリジナルも違っているが、Flashという環境でよくここまで頑張った感じがする。オリジナル版と同じ全7ステージが用意されており、Flashゲームとしてはまさに超豪華版だ。
やはりというか「コナミコマンド」はしっかり機能していた。「C」キーでポーズ(一時停止)状態にし、キーボードを「↑↑↓↓←→←→BA」と入力すると、レーザー・オプション4個・シールドを装着した状態にパワーアップする。ハイスコアランキングは難易度が「NORMAL」以上が集計対象であるが、「コナミコマンド」を使用した場合はしっかり対象外となる。
標準ではキーボードしか操作が対応していないため、どうしてもゲームパッドでやりたければ「JoyToKey」というパッドの出力をキー入力に変換するフリーソフトをダウンロードすれば良い。尚、OSがVistaの場合、「JoyToKey」アイコンを右クリックしてプロパティを選択し、「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れて起動すれば良い。私も当然ながらゲームパッドでやっている。
それとオリジナルとは違い、ファミコン版などの様な2ボタンでの操作となっている。オリジナルはボタンが「パワーアップ」・「ショット」・「ミサイル」と3ボタンとなっており、ショットとミサイルのボタンが分かれている。しかし、当時のファミコンなどは2ボタンしかないため、ショットとミサイル発射は兼用になっている。これはキーボードでの操作を考慮しているのか。
「グラディウス」とは1985年にコナミが製作した業務用(アーケード版)のシューティングゲームで、横スクロールシューティングの金字塔である。翌年ファミコンに移植されてヒットした他、MSXなどにも移植され、「2」などの続編を含め今日まで様々な機種に移植されてきた。ゲーム機の性能が上がるにつれ、オリジナルに忠実な移植ができる様になった。又、携帯アプリとしても移植されている。
「パワーメーター」というパワーアップシステムが当時としては斬新だった。パワーアップカプセルを取る事により点灯するメーターが1つずつ動いていき、装備したい所に点灯している時にパワーアップボタンを押すとパワーアップできる。装備は6種類あり、それぞれパワーアップカプセルが1~6個必要である。長く伸びるレーザーや自機を追尾するオプション(無敵の分身)も斬新だった。
全部で7ステージあり、「火山」や「モアイ」・「要塞」などそれぞれ特徴あるものである。各ステージの最後にはボスが出現し、それを倒すと次のステージに進む。「NORMAL」以上でステージ7をクリアすると2周目が始まり、以後3・4・・・周とエンドレスで続く。
アーケード版のシリーズとしては1988年に「グラディウス2」が、1989年に「グラディウス3」が、更に1999年には「グラディウス4」が登場している(シリーズのの2~5はローマ数字)。家庭用機専門タイトルとして1997年にPSで「グラディウス外伝」が、2004年にPS2で「グラディウス5」が登場している。派生作品として「沙羅曼蛇」シリーズや「パロディウス」シリーズ、「オトメディウス」などがある。