ポトリスのアーケード版の基板がようやく起動

9日にアーケードゲームのコントロールボックスを暫定完成させ、ようやくアーケードゲーム基板を動かしてゲームができる様になった。そして持っていたポトリスの基板をつないでみた所、日本の標準的な規格のハーネス(筐体やコントロールボックスと基板をつなぐ結線)で問題なく起動した。前にエミュレーター版をやった事があるが、音が出ないという問題があった。今回は本物の基板なので、しっかり音楽も堪能できた。

ポトリスの基板自体は2年ちょっと前にヤフオクで購入したのですが、コントロールボックスの整備がなかなか進まなかった。もっとも、コントロールボックスには市販品があり、それを購入した方が早かったのですが。こだわって筐体のパネルを含めた手前に出ている部分そのものを2年ちょっと前にヤフオクで購入し、コネクタなど必要な部品を付けて整備しようとしていた。特に今年は思い切ったタイトルの基板を購入し、コントロールボックスの整備を是が非でも進めたい気持ちが出ていた。

暫定完成というのはまだ連射やそのコントロール部分が実装されておらず、とりあえず基板を起動してゲームができる状態にしたものである。高速道路などで本来4車線で開通させる所を、より早く開通させるために暫定2車線で開通させる様なものである。完全な完成はもう少し時間がかかりそうであるが、所持基板で連射がないと苦しいものもあるため、何としても完成させたいものである。

アーケード版は2001年に韓国のイオリスがリリースしたものであり、日本でポトリスのサービスが開始された年に当たる。基本的に日本のポトリス2になる前のいわゆる「ポトリス1」に準じた内容になるが、後半ステージは日本のポトリス2にバージョンアップされて以降に実装されたステージも登場する。

タンクは全12種類選択できるのは日本のポトリスと同じで、自分が選択したタンクを除いた11種類のタンクと順次対戦していくが、最後にラスボスに相当するタンクが待ち受けている。ステージ開始前にショップでアイテムを購入できるが、箱を拾う事でも獲得できる。相手を倒してステージをクリアすると、いわゆるポトリスマネーを獲得でき、次のアイテム購入の資金になる。

しかし、1:1の対戦のみであり、通信対戦機能や4人以上での対戦がないのが残念である。ポトリスは複数の人数でチームを組んで対戦できる事に面白みがあり、韓国では1500万人以上、日本でも数10万人ものプレイ人口を誇った。今でこそ広まっているが、当時はアーケードゲームのオンライン化があまり進んでいなかったのもあるのだろうか。

当管理人はかねてよりアーケード基板を所持し、プレイしていった。約10年前にオンラインゲームのポトリスにはまり出してアーケード基板から離れていったのですが、皮肉にもポトリスによって復活した様なものである。ただ、ポトリスを始めてから登場・発展していったMMORPGに深入りしなかったのと、日本でのポトリスのサービスが終了して経過し、日本から手を出せるものがなくなったのもアーケードゲーム復帰の大きな要因である。

コメントを残す

このページの先頭へ