初代マスター引退宣言の過去ログを発掘!

先日「イオン同好会」「赤球軍団」のサイトデーターを発掘しギルドサイトの復刻を行いましたが、何とそれだけではありませんでした。「かえるの家」の掲示板過去ログは2002年10月下旬~2003年4月下旬の約半年分が運営側のサーバーダウンによるデーター消失で空白になっています。そこでダメ元でその頃の掲示板の内容を発掘してみた所、何と初代マスターの引退宣言が出てきたのです!発掘できた過去ログは2003年1月上旬~2月中旬のもので、丁度1ページ分の内容です。一般的な静的コンテンツページに比べ、掲示板などの動的なページはアーカイブページに完全に残らない傾向がございます。

それによりギルドの歴史が一部変わる事が判明したのです。丁度その頃の歴史が一部明確でなくなっていたのは掲示板過去ログ消失に加え、当時ギルドサイトが更新されず履歴として残らなかった事も大きいです。初代マスターによるギルドサイトの更新は02年11月が最後であり、当管理人が代理で引き受けてからの最初の更新となる翌年3月まで空白になってしまいました。初代マスターが引退されてからすぐに引き受けられなかったのが痛いです。

これまで初代マスターが引退されたのは有料化とほぼ同じ12月としていました。所が過去ログを見てみると引退宣言は翌1月上旬だったのです。明らかに有料化後という事になります。有料化でギルドメンバーの引退者が続出してから初代マスターが引退宣言を出した事になります。その後も引退者が出た事からも、マスターの引退がギルドの衰退に拍車をかけた格好となります。仮にマスターが引退しなくても公認ギルド再登録に漕ぎ着けられるかどうか微妙という状況であり、それで引退されてしまったのだから再登録は一層厳しくなるのはもちろん、ギルド活動の継続も厳しくなるのは火を見るより明らかであろう。

引退は結果論ですが、当時就職活動や試験などで多忙になっておりギルドの管理ができなくなったとの事です。それとギルド創設者として何とか存続したいという気持ちもあってギルドを即解散にしなかったものと思えます。従って管理を存続メンバーの誰かにお願いしていたのであり、全く何も言わずにさようならではなかったのが救いです。又、初代マスターは引退時にギルドを存続するかどうかの見極めもお願いしていました。とはいえ、この状況でマスターが辞めればギルドの存続自体厳しいものであり、誰か彼かが解散宣言するか自然消滅するかのいずれかになるでしょう。又、初代マスターはギルドマスターのみならずサイト管理もされていたため、彼の引退はギルドマスターと同時にサイト管理人も失う事になります。

当管理人がすぐ管理に応じられなかったのは確かに仕事が忙しかったという部分が大きいのは事実です。何よりその引退宣言にレスしたのが4・5日経ってからですから。それに多忙という理由だけではなかった所もございます。それはサイトの運営能力がまだ充分でなかった事です。当時は初代登山サイトを運営していましたが、その製作・管理体制は今とは比べ物にならない程低いものであり、とても人のサイトを引き受けて管理しようとは思えないものでした。

当時は私以外にサイト管理に興味を示している者もおりました。それもあってかしばらく様子を見ていました。残念ながら応じるには至らず、結局当管理人が管理してくれるのを待つばかりの状態になりました。又、当管理人は初代管理人引退当時ポトリスは休止状態でしたが、2月中旬に復帰しています。それでもポトリス1の頃の様に毎日インできるという訳ではありませんでした。それだけにマスターとしてギルドの先頭に立つというよりは、サイトを現状維持するという意向でした。

3月になってようやく重い腰を上げ、ギルド及びサイトの管理を引き受けましたが、結局はギルド活動を復活に至らせる事はできませんでした。ギルド創設時に比べ、ギルドの活気やメンバーの協力がなく、ほとんど孤軍奮闘状態でギルド再建は困難と言えるものでした。管理を引き受けた時点でギルドを解散してもいい位であり、今思えば見極めという部分で甘さがあったと言わざるを得ないと感じます。

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