幻の「カエル杯」

2006年3月に当時のポトリストのギルドマスターのブログ「ポトリス抒情詩」の記事「鬼悪ポトリス同好会 vs ポトリスト」に、ひそかに「カエル杯」についてコメントしていたのを見つけました。6月にかえるの家主催でカエル杯というカエル大会を開催予定とし、優勝者には北海道特産のジンギスカンが贈られるというものでした。コメントで主催を主宰と間違っていたのはご愛敬です。

これはまさにエイプリールフールネタではないかと思える様な内容ですが、実は前々から構想にあったものだったのです。書き込んであったのがかえるの家の掲示板ではなく、ポトリストのギルドマスターのブログの記事へのコメントです。当時はかえるの家の掲示板の常連は、ポトリストのメンバーなどほぼ当管理人の関係者で占めていました。

2006年といえば当管理人は既にポトリストに所属して盛んに活動していました。しかも同年は活動再開後のギルドにとって最も活動したのではないかと思えるものがあり、ギルド戦の回数も最多でした(ギルド戦績でも一目瞭然)。又、活動再開後に一旦禁止されたギルドの掛け持ちが解禁された頃であるので、仮にかえるの家をギルドとして再開しても問題なくなってはいます。当時はポトリストのメンバーの1人が新たにギルドを設立し、同年ギルド戦で対戦しました。

かえるの家は2003年に入って早々にギルドマスターが引退されましたが、ポトリス課金開始から程ないため、メンバーの引退者が続出していました。しかし、当管理人は多忙で動けなかったため、他のメンバーで動く者が現れずにギルドは活動停止に陥りました。何ヶ月かしてようやく引き受けたもの、既にメンバーがほとんどいない状態であり、引き受ける段階で活動停止にした方が早いものでした。

そんな中、ギルド立て直しの一つとして、この「カエル杯」といったユーザーイベントを行う計画はございました。「カエル杯」はカエル(ポセイドン)のみの個人戦で、優勝者には金のカエルを、2位には銀のカエルを、3位には銅のカエルを贈呈する計画でした。メンバーがいなくなってもこの「カエル杯」を行う事こそがギルドを延命(ほぼ個人ギルドになりますが)させる方法として生かせれば良かったのですが。ただ、当管理人が一年でもほぼ夏シーズンしか動けず、大会が年に1・2回とあっては、他の活動メンバーが入らない限り夏シーズンだけのギルドになってしまいます。

かえるの家は「記念館」になってから既に2年も経過しましたが、ギルドを潰したという後ろめたさは消え去ったとは決して言えないものがございました。一旦他のギルドに入って活動しつつも、個人ギルドとしてでもいいので復活させるための機会を窺っていたといってもおかしくありません。まさに「カエル杯」はうってつけのコンテンツでした。だが、ポトリス自体が過疎化していく中、どこまで参加者が集まるのかという部分もございますが。

今後PC版ポトリスができる様になれれば、ユーザーイベントとして改めて行おうかなという構想もなきにしろあらずです。そろそろ日本でのサービスが開始されて20年という節目の年になります。本家である韓国版のポトリスが未だサービスが継続している中で、ポトリスの方で何か動きがあり、いい方向に向かう事を願います。

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